とうちゃんボクのパパは学校の先生だけど、副業はしちゃだめなんだって。
これ以上、お給料を増やす方法はないのかな?



節約・ギャンブル・投資くらいやな。



ギャンブルはやめてほしいなあ。投資は副業にならないの?



結論から言うと“ならない”よ。今日はその話をしようか。
皆さん、こんにちは。政治・経済の元高校教員「じろう」です。
公務員の方が投資を検討する際、最大の壁になるのが「これって副業(規律違反)にならない?」という心理的なブレーキですよね。「新NISAを始めたいけど、公務員の副業禁止規定に触れないかな?」「もし稼ぎが多すぎたら、教育委員会や人事から呼び出しを受けるの?」そんな相談を何度も受けたことがあります。
結論からお伝えします。公務員の投資は、法律上「副業」には当たりません。 堂々と始めて大丈夫です。
ただし、 公務員ならではの「絶対に守らなければならないルール」はいくつかあります。ここを無視すると、最悪の場合、処分の対象になる可能性もあるので、一度読んでみてください。元教員の視点から、安心して資産運用を始めるための知識を「特別授業」としてお届けします。
1時間目:なぜ投資は「副業」にならないのか?(法的根拠)
公務員が副業を制限されているのは、主に「営利企業への従事(地方公務員法第38条など)」が禁止されているからです。
しかし、株や投資信託を買うことは、企業を経営することではなく「自分の資産を管理すること(預金と同じ)」という扱いとしてみなされます。
- 新NISA・iDeCo: まったく問題なし。むしろ国が推奨しています。
- 株式投資・投資信託: こちらも問題なし。どれだけ稼いでもOK。
- 不動産投資: 「5棟10室」未満などの制限はありますが、基本はOK。
つまり、公務員であっても「投資を行い、自分の老後のためにお金を運用する」ことは、法的に完全にホワイトなのです。では、どんな場合に処分の対象になってしまうのでしょうか…?
2時間目:注意!投資活動が処分されるケース
法律的にはOKでも、やり方を間違えると「職務専念義務違反」に問われることがあります。実際に過去に処分を受けた事例を、教員・公務員向けに噛み砕くとこうなります。
① 勤務時間中に「取引・チェック」をする
これが一番危険で事例も多いパターンです。
- 授業の空きコマにスマホで株価をチェックする
- 勤務時間中に注文ボタンを押す
正直なことを言わせていただくと、これだけで大きな処分につながるというのは、やや大げさです。ただ、突っ込まれたら終わりなんですね。たとえ1分であっても「職務に専念していない」とみなされますし、ネット証券の購入履歴には時間も残るため、疑われたら言い逃れできません。
身内にその行為を見られて、裏で告げ口をされて…という場合もありますから、注意してください。
株価の急上昇・急下落に対応したい…けど周りの目が気になる…という場合は、事前に指値・逆指値注文を入れておくという手段も効果的です。指値・逆指値注文については、以下の記事を参照して下さい。
② 職場のパソコンで資産運用サイトを見る
自治体のネットワークはログ(閲覧履歴)が残ります。私的な投資情報の閲覧は、職務専念義務違反や備品の目的外使用に当たるため、やめたほうが良いです。これも①と同じで、すみずみまで調べられるわけではないのですが、万が一突っ込まれたら面倒という話です。
3時間目:忙しい先生に「積立投資」が最強な理由
「じゃあ、いつ投資すればいいの?」と思いますよね。そこで、私たち公務員・教職員にぴったりなのが「積立投資」です。月に◯万円という決まった額を、決まった日に投資していきます。現在はNISA制度を活用して積立投資をする人が増えていますね。なぜNISA制度にメリットが有るかは、以下の記事を読んでみてください。


- 自動設定なので、仕事中に何もしない: 一度設定すれば、毎月決まった日に勝手に買い付けてくれます。
- 相場を追わなくていい: 「今が高いか低いか」を仕事中に気にする必要がありません。
- 精神的な安定: 授業中や部活動指導中に、お金の心配をせずに済みます。
まとめ:正しく知って、安心して一歩を踏み出そう
投資を「ギャンブル」や「不当な儲け」と考える古い考えの人も、残念ながら現場にはいます。もしバレたとしても、間違ったことは何もしていないので、堂々としてください!
公務員の強みは「クビにならない安定した給料」です。その給料の一部を「積立投資」に回すことは、非常に相性がいいんです。退職が近づく頃に十分な蓄えとなれば、早期退職や働き方の変更(正規教員→講師)も視野に入るでしょう。旅行や趣味を楽しみながら、自分のペースで働き続けるというのもいいですね。
ルール(職務専念義務)さえ守れば、投資はあなたの人生を豊かにする心強い味方になってくれます。まずは「証券口座・NISA口座を開設」し「余裕のある分だけ積立設定する」ことから始めてみませんか?











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