MENU

投資商品の種類7選 -STEP2- 

はじめに

みなさんこんにちは。「はじめてとうし」運営者の「じろう」です。前回から始まった、「投資を始める前に読む」シリーズの第2弾です。まだ読んでいない方は、そちらから読み進めてみてください!

今回紹介させていただくのは、「投資商品の種類」についてです。本サイトでは「株式」についての情報発信を中心にしていきますが、投資=株式だけではありません。どのような投資方法があり、どんな方法が自分に合っているか、考えるきっかけになれば幸いです。なお、今回は紹介に留めますので、それぞれの詳細は今後の更新で補足していきます。

1.株式投資 企業の成長を応援!株主優待も魅力!

「株式投資」は、企業が資金を集めるために発行する「株」を売買して、利益を得る方法です。株価は、企業の業績や景気、投資家からの人気など、様々な要因によって常に変動します。「株式投資」については、本サイトのメインコンテンツでもあるので、別の記事で改めて「株とは何か?」というテーマで記事を出させていただきます。

株式投資のココがポイント!

*   株価が上がれば大きな利益を狙える
*   配当金や株主優待がもらえる
*   企業の成長を応援できる

リスク★★★★☆
リターン★★★★☆

2. 投資信託 プロにおまかせ!手間いらずの分散投資

「投資信託」とは、優秀な「資産運用のプロ」が、あなたの代わりに資産を運用してくれるサービスです。買い方は様々ですが、近年は「つみたてNISA」が拡大してきたことで、「月〇万円」を買い続ける方法で購入している人が多いです。つみたてNISAについても、いずれ記事にまとめますので、少々お待ちください。

投資信託の仕組みは以下の通りです。まず、たくさんの投資家から少しずつお金を集めます。集まった金額を、販売する商品に合わせて、国内外の株式や債券・不動産などに投資してくれます。

投資信託のしくみ

投資信託を扱う会社は、実績をあげることで更なる顧客獲得を目指します。一方で、顧客から受け取った資金を減らすことは許されないため、必然的にリスクを抑えた運用を行います。地域を分けたり、投資商品を分散させることで、万が一、一つの投資先がうまくいかなくても、他の投資先でカバーできるよう努めています。

つまり、投資信託を購入するだけで、手間をかけずに、プロによる効率的な投資ができます。

ただし、当然「絶対増える!」という宣伝は嘘です。投資に絶対はありません今後何度も何度も繰り返し言いますが、「絶対儲かる=詐欺!おいしい話に絶対乗らないこと!」は肝に銘じてください。投資信託も一定のリスクはありますので、承知の上で購入をしてください。また、信託手数料として、利益に応じた手数料を支払います。これが後々大きな差となっていくので、できるだけ低いものを選ぶことをおすすめします。

投資信託のココがポイント!

*   少額から投資できる
*   プロが運用してくれるので手間がいらない
*   分散投資でリスクを軽減できる

リスク★★★☆☆
リターン★★★☆☆

3.外貨預金:円安チャンスを狙って資産を増やす!

「外貨預金」とは、円ではなく、米ドルやユーロなどの外貨でお金を預ける方法です。外国のお金で貯金して意味あるの?と思うかもしれませんね。基本的な仕組みは円預金と同じですが、ここで関わってくるのが「為替レートの変動」という話です。みなさん、中学校や高校で「円高・円安」の授業を受けているはずですが、覚えていますでしょうか?

円高円安の基本

異なる通貨を交換する際、【1ドル150円】のように交換比率を定めているものが、「為替レート」です。お金の価値は、その国の経済状況や、通貨の人気により日々変動しています。みなさんも「1ドル150円になった!」「歴史的な円安が進んでいる!」というニュースを聞いたことはありますね。

高校政経の授業のような話になってしまいますが、例えば15万円を【1ドル150円】の時に、ドルに換えて預金するとしましょう。15万円は1,000ドルと交換され、あなたは1,000ドルの預金をすることになります。

数年後、さらに円安が進み、【1ドル200円】になったとしましょう。あなたの1,000ドルは日本円でいくらになっているでしょうか…?20万円ですね。このように、円安が進むと、ドルに換えて預金した人は得をします。

ただし、当然逆の動きをすれば、損をしてしまうこともあります。最近はアメリカの経済も不安定な動きをしていますので、為替レートの動きも不透明な部分が多いです。また、外貨預金をする時には「為替手数料」がかかることも覚えておきましょう。

外貨預金のココがポイント!

*   為替レートの変動によって利益を狙える
*   海外旅行や海外製品の購入の際にそのまま使える
*   円預金と同じように利息が付く

リスク★★★☆☆
リターン★★★☆☆
※購入する外貨により異なります!

4. 国債:国が発行する安心の債券

「国債」は、国が資金を集めるために発行する「借用書」のことで、要するに「国の借金」です。銀行では「個人向け国債」という名前で販売されていることが多く、5年や10年などの期間を指定して、その間お金を貸すことになります。

国債を購入すると、定期的に利息が支払われ、5年・10年などの契約が終われば、出した分のお金(=元本)が返ってきます。国が発行している商品のため、比較的安全性が高いのが魅力です。安全性が高い分、大きなリターンは見込めません。銀行に預けるよりかは、少し増えるかなという程度なので、資金を数十%単位で増やしていきたいのであれば、あまりお勧めできません。

ちなみに、今話をしたのは日本の国債についてです。国債には、日本政府が発行する「日本国債」と、外国政府が発行する「外国債券」があり、外国債券は日本国債よりもリスクは高くなります。その分、利息も高めに設定されていることが多いので、リスクを少し取ってもいい人は検討してみてください。

国債のココがポイント!

*   国が発行しているので安全性が高い
*   定期的に利息がもらえる
*   満期になれば元本が返ってくる

リスク★☆☆☆☆
リターン★☆☆☆☆
※購入する国により異なります!

5. FX(外国為替証拠金取引):レバレッジで少額から大きな利益を狙う

「FX」は、「Foreign Exchange」の略で、異なる国の通貨を売買して利益を得る投資手法です。外貨預金と同じように、為替レートの変動を利用しますが、「レバレッジ」という仕組みが大きな違いです。

「レバレッジ」とは、手持ちの資金以上の金額で取引できる仕組みのこと。例えば、レバレッジを5倍にすると、10万円の資金で50万円分の取引ができます。

レバレッジを5倍にすれば、得られる利益も5倍になります。少ない資金でも大きな利益を狙うことができることが魅力です。元の資金が10万円程度でも、1回の取引で数万円利益が出るなんてこともあります。一方で、逆に損失も大きくなる可能性があるため、損失が出過ぎた場合は強制的に資金が決済されます。

FXは、海外の通貨を売買するため、24時間取引ができます。しかし、アメリカで市場が動くときは、日本では深夜なので、対応するのが難しいことも多いです。私自身も挑戦したことがありますが、アメリカでアクシデントが発生したことでドルが暴落し、朝起きたら資金が0になっていたこともありました。それらのリスクにも耐えられる覚悟があるならば、やってみてもいいですが、おすすめはしません。

FXに挑戦してよかったと思えることは、「経済の変化に敏感になったこと」と「多少の損失で動じない屈強なメンタルがついたこと」の2点です。資金力がものを言う世界でもあるので、資金に余裕がある方はチャレンジしてもよいでしょう。もう一度言いますが、私は失敗したので、おすすめはしません。

FXのココがポイント!

*   レバレッジで少額から大きな利益を狙える
*   24時間取引できる
*   為替レートの変動を予測する面白さがある

リスク★★★★★
リターン★★★★★

6. 暗号資産(仮想通貨):ハイリスク・ハイリターンなデジタル資産

「暗号資産(仮想通貨)」は、インターネット上でやり取りされるデジタル通貨のことです。以前は「仮想通貨」と呼ばれていましたが、法改正によって「暗号資産」という名称に変わりました。

暗号資産は、中央銀行などの管理者が存在せず、代表的な暗号資産としては、ビットコインやイーサリアムなどがあります。まだ多くの場所で実用化されている訳でなく、成長している最中なので、短期間で価値が何倍にもなる可能性があります。

一方で、今後の見通しが付かない場合や、ハッキングによって取引所が攻撃された場合には、信用が急落し、激しい価格変動が起こることもあります。まさに、ハイリスク・ハイリターンな商品です。近年は、トランプ大統領が支援するなど、徐々に価値をどんどん伸ばしている資産ですが、まだまだリスクも高いことを理解した上で、慎重に投資する必要があります。

暗号資産のココがポイント!

*   短期間で大きな利益を狙える可能性
*   価格変動が非常に激しい

リスク★★★★★
リターン★★★★★

7. 金(きん):世界共通の価値!有事の金としても注目!

「金(きん)」は、世界中で価値が認められている投資資産です。金は、インフレや政情不安などのリスクが高まると、安全資産として買われる傾向があります。そのため、「有事の金」とも呼ばれています。

金は、株式や債券のように、利息や配当金を生み出すわけではありませんが、長期的に価値が安定しているのが特徴です。金は、宝飾品としてだけでなく、投資対象としても人気があります。

金(きん)のココがポイント!

*   世界中で価値が認められている
*   インフレや政情不安に強い
*   長期的に価値が安定している

リスク★★★☆☆
リターン★★★☆☆

まとめ:自分に合った投資を見つけて、未来を豊かに!

今回は、7つの投資商品を紹介させていただきました。いかがでしたでしょうか? 投資には、様々な種類があり、それぞれ特徴が異なります。大切なのは、自分の投資目標やリスク許容度を理解した上で、自分に合った投資を選ぶことです。

投資を始める前に、しっかりと情報収集を行い、リスクを理解した上で、慎重に判断するようにしましょう。リスクとリターンの関係については、次の記事でまとめていきます。焦らず、じっくりと検討して、自分に合った投資を見つけてみてくださいね。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次